書家の写真 ∞ 八戸香太郎

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メキシカンのテレビ取材 -ラティーノ達からの挑戦状-

昨日は東京の個展会場で取材を受けた。
ジャパニーズ・アーティスト・ドキュメンタリープロジェクトという事で、トーキョーワンダーサイトにレジデンスしながら日本人のアーティストを取材しているらしい。メキシコのTygreという制作会社だ。



まぁ、、大変よ。。

インタビュー1問目「書って何ですか?」

え、、?

2問目「漢字の歴史は精神的に影響してますか?」

は、はい。多分・・!?

3問目「漢字のパーツは大事ですか?」

え、クサカンムリとかそういう事?

俺の制作スタイルがどうとか、何を考えてるかとか、そういう事ではなくて、一般的な書の歴史や文字の成り立ちから教えるしかないわけね。。


↑しばし絶句の図

このプロジェクトは「Interior / Exterior」(内部/外部)というテーマで、作家の精神性(内部)と、社会(外部)がどのように関係しているか、あるいは関係していないのか、などを作品と人物のインタビューを通して考察するのが目的だそうだけど、なかなかそこまで行かない。(詳細はTygreのプロジェクトページをチェックしてください。日本語字幕付きのページもあります。)



で、いい加減イラッとしてるのを皆が察知して空気が固まる。いかんいかん。
まぁさ、ちょっと書くからさ、と提案する。

迷わず書けよ。書けば分かるさ。



かくして書く所をちょっと見せたわけだけど、やっぱり最初に見せておけば良かったよ。メキシカン達の目が変わったから。

「お前の表現したい事は全部わかったぜ!」とか「今まで話してもらった内容とパフォーマンスが完全に一致したから完璧に理解できた!」など、一気にラテン乗りに。ホントかよ。でも「文字を書くだけでなぜ表現に成り得るのか、アートに成り得るのか。」という彼らの疑問が少しは解消されたようだ。良かった良かった。



ふぅ。なかなかの強敵だったけど、こっちもいろいろと考えさせられたし、良い経験でした。「伝える」ってのは本当に難しい。。

この取材の模様は他のアーティストの取材と共に、メキシコの公営テレビ局Canal22とアメリカで2009年3月に放映されるそうです。

「Interior / Exterior」、、ちらっと聞いたら、他にインタビューした人はヤノベケンジ氏や会田誠氏など、錚々たるメンバーだったので、果たして彼らがこのテーマで何を喋ったのか、そっちに興味があります。だって俺の場合、半分授業だったし。。ま、元教師としては教えるのもキライじゃないですがね。。


追伸:というわけで京都に戻ってきました。約一ヶ月ぶりの家のふとんだぁ。
でも一週間したらまた東京です。ちなみに東京の展覧会は10月7日(火)まで。



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photo by project8 - -
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