書家の写真 ∞ 八戸香太郎

活動してきた各国の街を撮影中。オフィシャルなHPは→→→

India・12

綺麗な空の下。しかしこれが現実です。


実は墓場なんですが、ゴミの山。発酵して有毒ガスも立ちこめてます。


でも彼らにはそこが宝の山。


そしてロバ達には食料の山。


野ブタにとっても生活の場。


そしてこの子にとっては遊び場であり、家なのです。


臭い物にはフタをして、見なかった事にする。
この方法は日本人が最も得意なやり過ごし方です。
でも一度見てしまったら、どうしましょう!?
それでもやっぱり見なかった事に出来るでしょうか。
この子供は運が無かった。
その一言で片付けられる人間になるのは、難しい。
でも、じゃあ何ができる?
その子供の瞳を見つめながら言ってあげられる言葉が、私には見つからないのです。
どこまでも無力なり。
こういう時に人は天を仰ぐ。でもそこに答えなどありません。
やっぱり自分にがっかりしながらも、考え続けるしかないでしょう。





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    India・11


    更にそこから15キロ程歩くと、もうホントにのどかな田園風景です。











    綺麗な景色ですが、ここにも現実はやっぱりあります。


    つづく。



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      India・10



      近所の子供。


      丘に登ってみる。空が広い。


      ぐだっとしてみる。最高。


      でも普通に物乞いもいます。減ってるような気もしますが。


      この人達にレンズを向けながら、やっぱり人間について考えてしまう、いつまでも思春期な俺。



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        India・09



        誰かに似てるなと思ったらGeorge Clooney!?なデニッシュさん。


        近所。


        近所の子供。


        水分とビタミンを取らんと普通に危険なので、オレンジジュースは必須。


        こんなスタジアムまであります。



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          India・08


          街は普通に街なんですが、


          デカイ敷地があります。ちょうど田舎のアメリカの大学みたいな大きさです。


          そこに寮みたいな施設があって泊まれます。全部寄付で賄っているので一泊200円くらいだったかな。


          ちなみに食堂も3つあります。そこもボランティアで運営してるので一食100円以内で食えます。あとスーパーとか本屋とかアイスクリーム屋とか。ホントに大学みたいな感じ。


          マイスイートルーム。

          施設は一応修行の場という事なので質素です。禅宗で言えば宿坊ですな。飯も完全ベジタリアンだし、暇な時はみんな瞑想してるし。これが禅宗だと座禅組む感じでしょう。でもそこはインド。宿坊より規律は少ないし、全然ユルいです。だって宿坊にはアイスクリーム屋とかないし。ここに多分世界中から短期や長期で何千人か集まってきているのでしょう。クリスチャンも結構いました。で、何してるのかというと、何もしてないです。ゆっくり考え事したり、本読んだり。私はというと周辺を歩き倒してDP1で写真撮影です。ちなみに施設の中は撮影禁止なので悪しからず。。



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            India・07

            更にそこから移動して車で2、3時間行った所にPuttaparthiという街があります。
            ここは通称・サイババタウン。あのアフロの聖者の街です。ここは元々貧しい村だったらしい。でもサイババの生地という事で寄付が流れ込み、店がたち、宿が出来、病院や学校が建設されて次第に大きくなったそうです。いまではVIP用の飛行場や博物館なんかもある、インドの中でもちょっと変わった街です。


            でも行く途中はこんな田舎なので、牛が通ると待ちぼうけです。


            かなり発展している印象。


            聖者というかアイドルというか。


            とにかく街ひとつがサイババによって成り立っています。


            子供もステッカーが欲しいみたい。

            インドには聖者がたくさんいます。聖者は宗教とは違う存在なので、いろんな宗教の人がお参りにきたりするのですが、その聖者の中でもサイババはとてつもなく大きい存在なのだそうです。日本人には理解しがたい状況ですが、でも何か楽しそうなので中へ。。



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              India・06

              続きまして夏休み日記。

              ここは南インドのBangaloreから車で2、3時間走ったところにあるChikabalaburという街です。大きい街でも観光の街でもないので、東洋人がうろうろしてるだけで皆興味しんしんです。


              学生がいました。


              学校がありました。バスケコートがありました。だから勝手にバスケしてました。


              先生が飛んできました。ヤベーと思って逃げようとしました。そしたら先生「子供達にバスケをおしえてくれないでしょうか。」


              というわけで半日バスケコーチに。厳しく指導です。


              全校生徒が集まって来て大変でしたが、先生にも感謝され、生徒もワタシも楽しかったです。
              あざーす!


              そこにボールがあれば、皆友達。
              スポーツは言葉がいらない世界共通の言語です。


              夏休み日記、つづく。



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                India・05

                あまりにも忙殺なので脳内逃避行。


                何と言うか、こういう何てことない人達の瞳が素敵なのです、インド。


                この葉っぱは皿です。皿として売っています。


                チャリも渋いです。


                子供達。


                牛は神聖なものであると同時に貴重な動力源でもあります。



                忙殺の理由↓↓↓

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                  India・04


                  ちなみに今回も滞在中はベジタリアンでした。肉、魚と卵も禁止。ミルク、ヨーグルト、チーズはOKです。



                  チャリはかなり細かいパーツまでバラして使っています。だからネジ一本から購入可能。



                  写真は銀行を外から。ATMの普及も発達してる所と「なにそれ?」という所が極端に分かれています。



                  基本的にカレーは辛いのですが、特にこの緑のがヤバいわけです。知らずに丸ごと口に入れてしまうと脳天がぶっ飛びます。



                  味噌汁の味が各家庭によって異なるように、カレーもそれぞれ好みのスパイス配合が違います。当たり前ですがカレーのルーはありません。。




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                    India・03

                    宇宙ロケットを造り、核兵器を造り、IT産業が盛んな一方で、手でカレーを食べ、裸足で歩いている人がいる。でもそれがなぜか不思議に思えない不可思議な国、インド。

                    言語だけ考えても、英語とヒンドゥー語の公用語の他に、少なくとも30の異なる言語と2000前後の方言があると言われている。これをひとつの国と呼んで良いものかどうか。日本人にはなかなか理解できないスケールだ。



                    でもじいちゃんはじいちゃんで、


                    おっさんはおっさんである。


                    市場で買い物もするし、


                    バナナだって食べる。


                    なぜなら人間だから。皮膚の色や言葉や、姿形が変わったとしても、結局人間は人間でしかない。それが嬉しいやら悲しいやら、思う所はそれぞれだろう。だけどいくら表面を見繕ったところでそれはただの膜。ちょっと剥がせばむき出しの魂。問題はそれが美しいかどうかだと思う。



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